★------お知らせ------★
明心塾 2021年10月 スタートクラス
受講生 募集中です 詳細
★------------------★

家路

2016年9月29日木曜日

未分類


 ここに越してより母は、わざわざ玄関先まで「行ってらっしゃい」と見送りに出て来た。
「行ってきまーす」の声を聴きつけて後を追うようにいそいそと。
 先日などは、事のついでとばかりに家を出た通りの、バス停へ向かうその路地の曲り角に差し掛かる辺りまで背中に視線を感じた。
 でも振り向こうとは思わなかった。

 あなたがすることをちゃんと見ているから――“分かってる”。
 姿勢を正し、正面を向く。

 ある朝、母は体の不調を訴えて機嫌が悪く、父に当たっていた。私は魔法の三言を唱え務めへ。その時はさすがの母も追って見送ることはしなかった。

 夕方、務めを終えて家路へ。バスを待つ列に並び、ぼんやりと周囲を見つつ、昼間のやりとりを反芻するように思い返され。。。

 “親しき仲にも礼儀あり”・・か。心につぶやいた瞬間、これまで家族としてご縁を戴いた方々の顔が薄っすらと浮かぶ。以前よりもやや遠くに感じる。
 どんなに至らぬ私であっても、帰る家や居場所を与え、自由を尊重し、やりたいようにやれるよう陰に日向に支えてくれた。己の至らなさを想えば・・たとえ苦楽を共にした歳月は短くもそれは・・気長なお付き合いであったろう。にも関わらずよくぞ支えてくださったものと・・古きよきご縁に改めて感謝の念。

 あの頃は帰る家があるにも関わらず、あちらこちら風任せに飛び回わって・・家路を遠ざけるように。外にやりたいことを求めるのに精一杯、欲に感ける心に幸せな未来は見えていなかった。向こう見ず、無手法。それを―――“天衣無縫ゆえ”。そう言って愛おしむように目を細め、励ましてくれた方々がある。。。顔が綻び、天を仰ぐ。

 ふいに今朝の母の様子が浮かぶ。4世前の柵にとらわれて居つけなかった。今改めて。。

 雨露を凌げるだけでなく、くつろげる快適な空間に、気負わず、時折伸びたゴム(?笑)のようにゆるゆるとさせてもられることもありがたく・・疲れた時ほど家に帰りたくなる。

 「ただいま~」「お帰りなさい。疲れた?お腹空いたでしょう」とわざわざ玄関先まで出迎えに来た母。父までも「お帰り~ご苦労さんでした。今日は蒸したねぇ」と笑って労う。こうして帰るところがある。心地よく迎えてくださる方々がある。

 真にありがとうございます。

*あなたが常に幸せに在るために。。

  気の毒な者、弱い者に慈しみの気持ちがある
幸せの指針:「善い想念、善い行為のプロファイル」

http://www13.plala.or.jp/meishin-jyuku/heaven/heart-act.html

air_rank←クリックすると投票されます!


明心塾サイト
http://www13.plala.or.jp/meishin-jyuku/index.html 




人類総幸福化を願って・・

 。・。;+;☆;+;。。・゚